太陽光発電の問題の診断
はじめに
Netzeroでは、太陽光発電予測や太陽光発電ストリングの診断など、太陽光発電システムの診断データを確認できます。このガイドでは、太陽光発電に関する問題の特定とトラブルシューティングの方法を説明します。
太陽光発電予測
太陽光発電の問題を診断するための最初のステップは、想定される太陽光発電量を把握することです。太陽光発電量はさまざまな要因の影響を受けます:
- システム構成: アレイの規模、屋根の向き(方位角)、屋根の勾配。
- 日陰: 近くの木、建物、煙突、その他の障害物。
- 場所: 太陽の位置と平均的な気象条件。
- 時期: 太陽の位置と日照時間の季節による変化。
- 気象条件: 雲量、雨、雪、極端な気温。
Netzeroでの太陽光発電予測の設定
Netzeroで正確な太陽光発電予測を得るには、次の手順に従ってください:
- 「設定」>「アカウント」で、市区町村レベルの所在地を設定します。
- 「設定」>「太陽光発電予測」で、太陽光発電システムの詳細(アレイの規模、屋根の向き、勾配など)を設定します。
- 設定が完了すると、年間の太陽光発電量の予測が作成されます。
- これらの予測(オレンジ色の点で表示)は、日、月、年の太陽光発電のグラフに表示されます。
注: 予測はPVWattsに基づいており、過去の気象データを利用しています。
予測と実際の発電量の比較
- 実際の発電量を太陽光発電予測と比較します。
- 雲の影響を避けるため、晴れた日に比較してください。
- より信頼性の高い評価を行うには、長めの期間(数日間または1か月)で比較してください。
- 実際の発電量が常に予測を下回っている場合は、問題がある可能性があります。
ストリングの診断
太陽光発電量が想定より少ない場合は、ストリングのデータを分析すると問題の診断に役立ちます。ストリングのデータは、Powerwall+(インバーター内蔵のPowerwall 2)およびPowerwall 3のシステムで利用できます。
ストリングのデータの読み方
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晴れた日の南中時刻(太陽が最も高くなる時刻)前後に、ストリングの診断データを取得します。これは、パネルが最大電力点電圧で動作していることを確認するためです。各ストリングの電圧値を記録してください。このデータはストリングの規模を推定するのに使用します。一方、電流は日射量(太陽放射の量)の指標です。この値は太陽の位置によって変わり、夏の正午前後に最も高くなります。
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お使いの太陽光パネルの仕様、特に最大出力動作電圧(
Vmp at NMOT)を調べます。たとえば、TeslaのT400HパネルのVmpは35.25Vです。 -
ストリングあたりのパネル枚数を推定します:
- ストリングの電圧を、お使いのパネルの
Vmpで割ります。 - 例: ストリングの電圧が
220Vの場合、Tesla T400Hパネルが約6枚あると考えられます。
- ストリングの電圧を、お使いのパネルの
-
システム全体の規模を確認します:
- すべてのストリングのパネル枚数を合計します。
- パネルの合計枚数がシステムの規模と大きく異なる場合は、問題がある可能性があります。
ストリングのよくある問題
ストリングの電圧やパネル枚数に食い違いがある場合は、次のような問題が考えられます:
- ストリングの切断: ストリングがインバーターに正しく接続されていません。
- 配線の誤り: ストリングの接続が不適切であるか、パネルが欠けています。
- ストリングの過大または過小: ストリングが想定された設計と一致していません。
- MCI(Mid-Circuit Interrupter)ユニットの故障: ストリングの通信に影響するハードウェアの故障です。
解決方法: ストリングの問題が疑われる場合は、施工業者に連絡して点検と修理を依頼してください。ストリングの規模を設置時の設計書類と比較することもできますが、施工業者が設置当日に設計を変更する場合もあるため注意してください。