Powerwallの診断
はじめに
Netzeroでは、Powerwall 2とPowerwall 3の両方のシステムの診断データを確認できます。このデータはTeslaアプリでは確認できません。診断には、バッテリーの容量と劣化の追跡、および太陽光発電ストリングごとの発電量(パネルのストリング単位に分けた太陽光発電の出力)が含まれます。これらの診断は、システムの状態の監視、長期的な性能の追跡、発電に関する問題の特定に役立ちます。
診断データは「デバイス」画面に表示されます。容量の詳細は「概要」でPowerwallのカードをタップし、ストリング単位のデータは「太陽光」タブを開いて確認します。また、「概要」タブの下部にある「診断データをダウンロード」ボタンから、すべての診断データをダウンロードできます。診断データはTeslaのクラウド経由でシステムから収集されるため、外出先やWebアプリでも利用できます。ローカル接続やパスワードは不要です。診断機能を利用するにはNetzeroのサブスクリプションが必要です。
診断データ
Powerwallの容量
すべてのリチウムイオンバッテリーと同様に、Powerwallの使用可能な容量も時間とともに徐々に低下します。Netzeroではこの劣化を追跡できるため、想定値や保証条件と比較できます。保証の詳細については、Teslaのドキュメントをご覧ください。
このデータに基づく分析を公開しています:
その他のPowerwallデータ
Powerwallのカードには、Powerwallごとに次の情報も表示されます:
- バッテリーパックの温度の範囲(パック全体の最低値と最高値)。
- 充放電効率: Powerwallに充電されたエネルギーのうち、放電されて戻ってくる割合。
- 累計の充電量と放電量。
- キャリブレーションまたは制御された放電が実行中かどうか(ヘルスモニタリングを参照)。
「アラート」タブには、過去3日間にシステム自体が報告した診断コードが一覧表示されます。システムアラートをご覧ください。
ストリング単位のデータ
ストリング単位のデータには、Powerwall+またはPowerwall 3に接続されている太陽光パネルの各ストリングの電流、電圧、電力が表示されます。これにより、性能の低いストリングを特定し、発電に関する問題を調査できます。
ストリング単位の測定値の読み取り方については、太陽光発電の問題の診断をご覧ください。
注:
- 英国版とオーストラリア版のPowerwall 3にはMPPT(最大電力点追従)ポートが3つありますが、米国版には6つあります。
- MPPTポートが3つしかない3-MPPT版でも、診断画面には6つのストリングのデータが表示されます(各MPPTポートが内部で2つの並列ポートに分かれているようです)。
- 3-MPPTシステムで3つの各ストリングの出力を求めるには、対になるポートの測定値を合計してください: 1+2、3+4、5+6。
Powerwall 3: リーダー/フォロワーの問題
フォロワーのPowerwall 3(拡張パックではない追加のPowerwall 3ユニット)があるPowerwall 3システムでは、ストリング単位のデータは最初の(リーダーの)Powerwall 3インバーターについてのみ取得できます。バッテリー容量はすべてのPowerwallについて報告されます。フォロワーのインバーターのストリングデータを取得するには、従来の診断を使用して、リーダーのバッテリーのWi-Fiネットワークに直接接続してください(「デバイス」画面の下部にある「従来のモニタリングに切り替え」リンクを使用します)。TeslaPW Wi-Fiネットワーク経由の接続手順については、Powerwall 3の従来の診断をご覧ください。